飼育方法

【最小の淡水フグ】小さくてかわいい!アベニーパファーの飼い方は?|サイズやオスメスなど

 

 

 

アベニーパファーという魚を知っていますか?

アベニーパファーは、フグの仲間で小さくてかわいいのでとても人気があります。

以下では、アベニーパファーの飼育方法や飼育の注意点について詳しく説明していきます。

 

 

アベニーパファーとは

 

 

見た目

アベニーパファーは世界最小の淡水フグで、とても可愛らしい見た目をしています。

 

特徴

フグとしては珍しく、純淡水で飼育することができます。

フグ特有のプカプカと泳ぐ姿が可愛いです。

その愛くるしい姿からとても人気のある熱帯魚です。

 

分類

フグ目フグ科

 

原産

インド・スリランカ

 

飼育の難易度

中級レベル

 

大きさ

最大体長3cm程度

 

価格

300〜600円

 

寿命

1〜3年程度

 

性格

フグの中では比較的大人しい方ですが、他の熱帯魚と比べると気性が荒く、縄張り意識も強いです。

同種同士で喧嘩することもあります。

いじめによってストレスで拒食になってしまうこともあるため注意が必要です。

毎日餌をあげていると、人が顔を近づけるとよってきたりします。

 

 

飼育方法

 

水温

26〜28度

比較的高温に強いため、30度くらいまでなら耐えられるそうです。

逆に24度を下回ってしまうと弱ってしまうため、注意が必要です。

ヒーターなどを使って温度を一定に保っておくと良いでしょう。

 

水質

弱酸性〜弱アルカリ性

 

アベニーパファーは可愛い見た目をしていますが肉食性です。

基本的には人工飼料で問題ありません。

食べない場合は生き餌などをあげる必要があります。

アベニーパファーは冷凍アカムシが大好きなので、人工飼料を食べない場合は与えてみてください。

様子を見ながら餌を選んであげると良いでしょう。

 

注意点

上でも説明したように、アベニーパファーは気性が荒く、縄張り意識が強いので注意が必要です。

仲間同士で喧嘩をすることが多いため、複数で飼育をする場合は隠れ家を多く作ってあげましょう。

ストレスを感じると拒食になってしまい、そうなってしまうと回復するのが難しいです。

どんどん弱っていき、最終的には死んでしまいます。

いじめられている個体がいたら、隔離してあげることも大切です。

 

 

おすすめの水槽サイズ

 

アベニーパファーはあまり大きくならないため、30cm以下の小型水槽での飼育が可能です。

複数飼育する場合は、その分大きな水槽が必要になってきます。

2〜3匹なら30cm以上の水槽、それ以上なら45cm以上の水槽が必要です。

 

 

混泳について

 

気性が荒いため、基本的には単独飼育がおすすめです。

多くても一つの水槽に2〜3匹程度にしておいた方が良いでしょう。

エビや貝などは、アベニーパファーの捕食対象なので混泳不可です。

また、大型の魚などもアベニーパファーを捕食してしまう可能性があるため混泳不可です。

ネオンテトラなどの小型で泳ぐのが速い魚や、コリドラスなどの下層で生活している魚は混泳可能です。

しかし、混泳する場合はいずれも隠れ家を多く作ってあげることが重要です。

 

 

オスメスの見分け方

 

性別の見分け方について簡単に説明していきます。

 

 

オスの特徴は以下の通りです。

・尻尾にかけて黒いラインがある

・メスよりも全体的に黄色みが強い

・大きなマーブル模様

 

メスの特徴は以下の通りです。

・全体的にふっくらしている

・オスと比べて色が白っぽい(特にお腹が白い)

・ドットやヒョウ柄のような模様

 

 

なつくの?

 

「なつく」というよりも「慣れる」という表現が近いです。

しばらく飼っていると、だんだん人を怖がらなくなります。

人間が顔を近づけると、餌がもらえると思ってこちらによって来ます。

なついているわけではありませんが、こっちによってくる姿はとても可愛いです。

 

 

まとめ

本記事では、アベニーパファーについて詳しく説明してきました。

アベニーパファーは小さくて愛くるしいので、個人的にはとてもおすすめです。

本記事で説明したことに注意すれば、安全に飼育することができると思います。

飼育もそこまで難しくないので、挑戦してみてはいかがでしょうか?

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カメ吉
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