熱帯魚を飼育してみたいけど、どんな水槽を使ったら良いのかわからない…
いろんな種類の水槽があってどれを選んだら良いのかわからない..
このような悩みを持っているアクアリウム初心者の方は多いと思います。
本記事では、一般的に販売されているガラス水槽とアクリル水槽の2つについて解説していきます!
それぞれのメリット・デメリットや注意点について徹底的に解説していくので、これからアクアリウムに挑戦していきたいという方には必見です!!
水槽について
まず初めに、水槽は観賞魚を飼育する際に最も基本的な飼育用品です。
また、水槽は使われている材質の違いで大きく分けて2つの種類があります。
それがガラス水槽とアクリル水槽です。
以下では、この2つの水槽についてそれぞれ詳しく説明していきたいと思います。
ガラス水槽
ガラス水槽は最もポピュラーで、ショップなどでもよく販売されているのを見ると思います。
ガラス水槽を扱う際のメリット・デメリットについては以下の通りです。
メリット
- 比較的安い値段で手に入る
- 硬い素材のため傷がつきにくい
- 取り扱っている店が多い
- 透明度が持続する
デメリット
- 重さがある
- 水槽の保温性が悪い(熱を通しやすいため)
- 衝撃によって割れやすい
次に、ガラス水槽を扱う際の注意点を上記の内容を踏まえて4つ説明していきます。
- 水や砂利を入れたまま移動しない
- ガラス面を傷つけないようにする
- 専用の蓋を必ず使用する
- 水槽の接着部分を傷つけないようにする
よくわからない部分もあると思うので、上記の内容について軽く説明していきます。
ガラス水槽は一度傷が入るとそこに水圧がかかり、徐々に破損していってしまうことが多いです。
そのため、水槽の中で砂利を洗ったり、水槽に物や水が入った状態で移動するなどの水槽に強い負荷がかかる行為は控えましょう。
また、水槽内に入れるレイアウト用品もガラスを傷つけてしまう恐れがあるため、注意して選びましょう。
さらに、ガラス板を接着しているシリコン部分を強く擦ったりすることも破損につながる恐れがあります。
専用のフタについては、水槽内への異物の落下防止や、周りの電化製品を水滴から守るためにも必ず使用することをオススメします。魚の飛び出し防止にも役立ちます。
ガラス水槽(まとめ)
ガラス水槽は、小型であれば比較的安価で手に入り、販売している店も多いため初心者には扱いやすい水槽であると言えます。
また、強い負荷や衝撃に気をつければ、傷つきにくく丈夫な素材なため、適切に扱えば長持ちします。
しかし、水槽の保温性が良くないため、ヒーターなどを使用して水温管理に気をつけることが重要です。
アクリル水槽
アクリル水槽は取り扱っている店が少ないため、あまり見たことがない方も多いと思います。
アクリル水槽は割れにくい素材でできているため、大型の魚や水量が多く必要な海水魚の飼育に使われることが多いです。
水族館などでもよく使用されているそうです。
アクリル水槽を扱う際のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 保温性が高い
- ガラス水槽よりも軽い
- 衝撃に強く割れにくい
- 加工がしやすい
デメリット
- 表面が柔らかい素材のため、細かい傷がつきやすい(透明度が下がりやすい)
- 値段が高い
- 取り扱っている店が少ない
- 変形しやすい
次に、アクリルを扱う際の注意点を上記の内容を踏まえて説明していきます。
- 掃除する時にはメラニンスポンジを使用する
- 砂利やレイアウト用品による傷に気をつける
- 直射日光を当てない
上記の注意点について補足を加えると、熱や水圧によって変形することがあるため、置く場所や扱いには注意しましょう。
また、掃除する際には硬い素材のスポンジやコケ取り用のスクレーパーなどを使用すると、アクリルの表面を傷つける恐れがあるため、メラニンスポンジを使うことをオススメします。
アクリル水槽(まとめ)
アクリル水槽は比較的高価で手に入りにくいですが、加工がしやすいため、円柱型や穴あけ加工などのデザインもでき楽しいです。
割れにくく軽い素材のため、大型の魚や水槽内で暴れやすい魚を飼いたい方にオススメです。
保温性が高いため水温管理もしやすく、光熱費も削減できます!
表面に細かい傷がつきやすいことに注意すれば、扱いやすい水槽だと言えます。
まとめ
観賞魚を飼う上で水槽が最も基本であり、水槽選びは本当に重要です!
ガラス水槽とアクリル水槽にはそれぞれメリット・デメリットがあり、ユーザーがどのような生き物を飼いたいか、何に重点を置いているかによって適している水槽が分かれます。
そのため、それぞれの性質や注意点をよく理解して水槽を選択することが重要です。
皆さんも適した水槽を選んでアクアリウムライフを楽しみましょう!