ゴールデン・デルモゲニーという魚を知っていますか?
ゴールデン・デルモゲニーは、淡水で飼育可能なとてもユニークな見た目をした魚です。
その見た目から、アクアリウム愛好家からは少しずつ人気がでているそうです。
本記事では、そんな少し変わった熱帯魚について紹介していきたいと思います。
飼育方法や値段、混泳やおすすめの水槽についても詳しく解説していきます。
飼育を考えている方は読んでみてください。
ゴールデンデルモゲニーとは
見た目
サヨリのような見た目で、細長い体と口に黄色や赤色のヒレが特徴的です。
金色にキラキラ輝く体は発光バクテリアによるものだそうです。
特徴
水面下を漂うように泳ぐという特徴があります。
原産
タイ・マレーシアが主な原産国です。
分類
ダツ目サヨリ科に分類されます。
寿命
1〜2年程度と言われています。
飼育の難易度
中級レベルです。
大きさ
最大でも体長5cm程にしかなりません。
価格
300〜500円程度です。
性格
基本的には大人しいです。
縄張り意識が強く、仲間同士で争うことが多いです。
音や光に敏感なため、びっくりして外に飛び出てしまうことがあるので注意が必要です。
飼育方法
以下では、具体的な飼育方法について説明していきます。
水温
22〜28度が適温です。
ヒーターなどを設置して、温度を24〜25度に保っておくと良いでしょう。
水質
中性〜弱アルカリ性を好みます。
こまめに掃除をし、水質が酸性に傾かないように注意が必要です。
餌
上層を泳いでいるため、浮遊性の餌が良いです。
底に沈んだ餌は食べないので、エサ選びには注意が必要です。
注意点
同種同士の争いや水槽からの飛び出しには注意が必要です。
対策としては以下を参考にしてみてください。
①小さい水槽であまり多くの個体を飼育しない
②飛び出し防止のためにしっかりをフタする
繁殖
ゴールデン・デルモゲニーの繁殖方法は、メダカやグッピーなどと同様に胎児性です。
胎児性とは、メスがお腹の中で卵が孵化するまで育て、稚魚の状態で生まれてくる産卵方法です。
繁殖は比較的簡単だと言われています。
おすすめの水槽サイズ
ゴールデンデルモゲニーはあまり大きくならないため、30cmの小型水槽でも飼育可能です。
小さい水槽は水質が安定しにくいため、おすすめは45cm以上の水槽です。
飼育したい個体数に合わせて水槽を選ぶと良いでしょう。
他の魚との混泳について
ゴールデンデルモゲニーは上層を泳いでいるため、同じように上層で生活する種類の魚は向いていません。
中層や下層を泳ぐ種類の魚と混泳させるのがおすすめです。
小さい魚を捕食する種類の魚も混泳させない方が良いでしょう。
ネオンテトラやコリドラス、シュリンプ系などがオススメです。
オスメスの見分け方
性別は尻ビレを見て判断することができます。
メスは尻ビレが長方形のようになっていますが、オスは尻ビレに少し段があります。
まとめ
本記事では、ゴールデンデルモゲニーの飼育方法について詳しくまとめてみました。
個性的な見た目をしていますが、飼育は比較的簡単なので挑戦してみてはいかがでしょうか?