これからミシシッピニオイガメを飼いたい!
ミシシッピニオイガメのベビーを飼っているけど、飼育方法に不安がある…
本記事では、このような悩みを持っている方に向けて簡単に解説していきたいと思います。
ショップなどで見たことがある人はわかると思いますが、ミシシッピニオイガメはベビーの状態で販売されていることがほとんどです。
ミシシッピニオイガメは以前の記事でも飼いていますが、基本的に飼育が簡単でアクアリウム初心者にも向いています。
しかし、ベビーの時には水温や水深、レイアウトなどの飼育環境に注意が必要です。
とは言っても、注意点を理解していれば特に難しいことはないです。
私も実際にミシシッピニオイガメをベビーからずっと飼育していますが、慣れれば管理も簡単です。
個人的には熱帯魚の飼育よりも全然簡単だと思っています。
ミシシッピニオイガメのベビーはとても可愛くて魅力的なので、本記事を読んで飼育を検討してみてはいかがでしょうか。
飼育に必要な商品について下の記事で紹介しているので、気になる方は読んでみてください!
ミシシッピニオイガメのベビーについて
先にも書いていますが、ミシシッピニオイガメはベビーの状態で販売されていることが多いです。
ショップによって違いますが、全長3cm程度の個体が一般的です。
ちなみに私が購入した個体は、生まれて間もなかったのでもっと小さかったです↓
人間と同じように、赤ちゃんのうちは繊細なので注意が必要です。
ミシシッピニオイガメのベビーの飼育方法
ミシシッピニオイガメのベビーは、成体と比べて泳ぐのがあまり上手ではなかったり、環境の変化に弱かったりするので注意が必要です。
ここからは、具体的に以下の項目について説明していきます。
- 飼育に必要なもの
- 水温
- 水深
- 餌
- レイアウト
- 水換え
飼育に必要なもの
ミシシッピニオイガメの飼育に必要なものは、以下の通りです。
- 水槽またはプラケース
- ヒーター(冬場のみ)
- エアレーション
- 水温計
- カルキぬき
- 陸地や足場になるもの(浮島やシェルター、岩など)
- バスキングライト
上記の内容に少し補足を加えます。
気温が低くなければ、ヒーターはつけなくても大丈夫です。
ヒーターをつける時には、水を循環させる必要があるためエアレーションも一緒に設置したほうが良いです。
ストレスになるので、エアレーションの水流は弱めにしてあげましょう。
バスキングライトは個人的にはなくても大丈夫だと思いますが、あったほうが安心です。
下記の記事で詳しく説明していますので、気になる方は読んでみてください。
水換えを頻繁に行なってあげれば、ケースと陸地だけでも飼育できます。
カルキ抜きはこちらがおすすめです。
水温
ミシシッピニオイガメの適温は、23〜30度と言われています。
26度くらいの水温を保って飼育してあげると良いでしょう。
冬場であれば、水温を一定の温度に保ってくれるヒーターを設置してあげれば安心です。
成体の場合も一緒ですが、水温が低すぎると餌を食べなくなったりします。
比較的暖かい水温が好きですが、温度が高すぎても弱ってしまうので、夏場も必要に応じてクーラーなどの設置を検討してください。
ベビーの時はあまり体力がないので、水温はなるべく一定に保ってあげてください。
水深
ベビーの時には、水深はあまり深くしないほうが良いです。
成体と比べて泳ぐのにあまり慣れていないので、水からすぐに顔を出せるくらいの深さにしてあげると安心です。
あまり少なすぎると水が汚れて腐敗しやすくなるので注意してください。
ショップの飼育環境によっては深めの水位に慣れている個体もいるので、様子をみて調整してあげてください。
餌
餌は一般的に販売されているカメの餌(人工飼料)をよく食べます。
沈下生(水に沈むタイプ)の餌がオススメです。
カメの大きさに合わせて餌を選んであげると良いでしょう。
まだ環境に慣れていなかったり、餌の種類によってはあまり食べない時もあります。
そんな時は少し時間を置いてあげたり、餌の種類を工夫してあげると良いです。
実際に私が1匹目のベビーを迎え入れた時も、ショップで購入した人工飼料を与えたところ全く食べてくれませんでした。
細かく切ったアサリをあげてみたらよく食べていたので、徐々に普通の人工飼料に慣れさせていきました。
ちなみに2匹目のベビーを迎え入れたときは、初日から普通に人工飼料を食べていたので個体差もあるようです。
人工飼料を食べない場合は、冷凍赤虫などをあげてみても良いそうです。
体に対して餌が大きすぎると食べないことがあるので、細かく切ってあげるのも効果的です。
ベビーのうちは1日1回程度、食べられる分だけ餌をあげても大丈夫です。
大きくなってきたら餌の量を調整して、肥満にならないよう気をつけましょう。
レイアウト
隙間にハマって出られなくなったり、引っかかったりして溺れる危険性があるので、レイアウトはシンプルなものにしてください。
ベビーのうちは特に、複雑なレイアウトによる事故が多いので注意が必要です。
基本的には飼育に必要なもの以外置かないようにしましょう。
実際の写真がこちら↓
水換え
カメは水を汚しやすいので、水換えは頻繁に行ましょう。
最低でも2日に一回、水の汚れやすい夏場は1日一回程度水換えを行いましょう。
ろ過装置を設置している場合は、頻度はもっと少なくて大丈夫です。
基本的には汚れてきたら水換えをしてあげるという感じで大丈夫です。
個人的には、ベビーのうちは小さめのプラケースに水と陸地のみで、毎日水換えを行なってあげるのが一番楽な飼育方法だと思います。
ろ過装置を入れる場合は、水流が強くなりすぎないように調節しましょう。
まとめ
ミシシッピニオイガメの飼育は、ベビーであっても注意点さえ押さえれば簡単です。
意外とすぐ大きくなるので、成長していく様子も見れて楽しいです。
本記事を読んで、ミシシッピニオイガメのベビーを飼育してみてはいかがでしょうか?